新作手ぬぐい&文庫カバー「ギガ鳥獣」




GIGA!

鳥獣!


とうとう完成した渾身の一枚。


その名も

「ギガ鳥獣」!


”play on words”=“コトバアソビ”。


これまでデザインをしてきた30点近くの手ぬぐいの中でも、今回は珍しい方法でデザイン画を作り始めました。


昔から大好きな「鳥獣戯画」へのオマージュとして何か作りたいと考えていた矢先、「ギガ鳥獣」という単語が浮かんできたのでした。


パソコンの容量が年々大きくなるに従い、メガ→ギガ→テラと「大きい」の新しい単位を耳にするようになってきたな〜、ではギガサイズの鳥獣って、、、ナンダロウ?


象?恐竜?

いやいやそれではギガとは言えないかな。


あ、アレは?!

空に浮かぶアレ!

何万光年っていう単位は充分にメガ?!


そう、星座です。


良く知られている12星座の他に、星座の中には「りゅうこつ座」や「みずへび座」「じょうぎ座」なんていう変わり種も。


紀元前の古代エジプトやギリシャで生まれた星座の起源。(wikipedia参照)当時の最新鋭のアイテムが盛り込まれているのも興味深いところ。

顕微鏡、六分度器、羅針盤などなど、科学や航海に因んだ名前が目立ちます。


知れば知るほど多くの歴史や背景を知る事ができる星座の世界。

東京に住む身としては、浴びるような満点の星を目に出来るのは遠くに出かけた時くらいしかありませんが、

夜空を渡る天の川や、流れ星を見つける楽しみというのはいつだって心躍ります。


そんな夜空へのおもいを込めて注染工場の職人さんにお願いしたのが、「銀河のようなぼかしを!」という

リクエスト。濃紺と薄い青の濃淡で表現していただく感じかな、、、と思いつつ仕上がりを待ちわびていたところ、予想を上回る「銀河のような」手ぬぐいが完成したのでした。


このぼかしの表現は、ひとえに職人さんの技術があってこそ。

尊敬の念と感謝を込めて、皆様にお披露目しています。



 

今回はコーティングされた和紙でできた文庫カバーとセットで販売することになりました。

しっかりした厚みのあるこちらのカバー、「こうぞの花」と呼ばれるこうぞの繊維が漉きこまれた和紙を仕様しています。

 

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gallery cadoccoのパピエフォレスタ(4/25-5/5)にて先行発売中。

その後は、5月中旬目処に各取扱い店さんに納品とウェブショップでの販売を予定しています。


→次回、gallery cadoccoでのお取り扱いは6/6-14のみとなります。

現在ウェブショップでは完売しております、次回お取り扱いは5月末頃を予定しています。

その他取扱店での在庫状況は、各店にお問い合わせください。

 

文庫カバーは単品での販売も行っています。

▼写真手前:ギガ鳥獣手ぬぐい&文庫カバーセット、奥:文庫カバー単品