特別展「南方熊楠と粘菌・アート作品展」

 

「粘菌尽くし」手ぬぐい、「きのこ尽くし」シリーズと共に、南紀白浜へ・・・!!

南方熊楠記念館(和歌山県)で7/1〜9/23に開催される「粘菌・アート作品展」にて、

play on wordsの手ぬぐいを中心とした作品が展示されることになりました。

 

そう、あの熊楠の本拠地で!!

色々のご縁が繋がり、この度出品の運びとなりました。

play on wordsにとって、心からの喜びに満ちた夏が始まろうとしています。

 

 

大ヒットしたきのこ手ぬぐいに続いて粘菌手ぬぐいを作ろうと模索していたのは、もう6年前のこと。

昔から大好きだった熊楠の生涯について改めて本を読み、丁度良いタイミングで上野の科学博物館にてご本人の遺した

標本や直筆画などの資料に触れることもでき、美しい粘菌の写真を沢山眺めながら構想を練ったのでした。

なんて可愛いのでしょう、なんて綺麗なんでしょう・・・。

(その経緯は、こちらのブログ記事へ。)

 

小さな箱にきちっと詰められた粘菌の標本たちが心に残り、デザインにも活かすこととなりました。

 

 

このシリーズは、到底一人では完成させることができませんでした。

「きのこ尽くし」に続き、手ぬぐいづくりのきっかけの声かけを下さった作家の子羊舎さん、

デザイン途上では写真家の新井文彦さん、編集者の境野圭吾さんから色々とアドバイスをいただきました。 

おかげさまでロングセラーとなっております◎

 

そんな粘菌愛に溢れた、手ぬぐい、マスキングテープ、クリアファイルなどが姿勢を正して展示ケースに収まっている様子を

この機会にお楽しみいただけたらと思います。もちろん、熊楠に関する貴重な資料の数々も堪能いただける記念館ですのでそちらもとくとお楽しみくださいね。

 

 本特別展は2つの観点から「粘菌(変形菌)」について取り上げます。

1つ目は、南方熊楠の粘菌研究であり、熊楠が粘菌を通じて交流をした若手研究者との書簡や標本などを紹介します。

2つ目は、近年活発になった粘菌をモチーフとした芸術活動です。

粘菌の摩訶不思議さに魅せられたアーティストの作品を紹介します。

■作品展示アーティスト・グループ(敬称略・順不同)

 マメホコリ工房、赤城美奈、秋田公立美術大学粘菌研究クラブ、sizle、

 play on words/プレイオンワーズ、たねいねりえこ、服部暁子、立石京子、space kigi caeru

■協力機関:秋田公立美術大学粘菌研究クラブ 倉敷市立自然史博物館 

 佐藤清明資料保存会 たばこと塩の博物館 南方熊楠顕彰館 和歌山県立自然博物館

■会場 公益財団法人 南方熊楠記念館

和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1  TEL 0739-42-2872

開催期間 令和6年(2024年)7月1日(月)~9月23日(月・祝)

■入館料 大人(高校生以上) 600円  小・中学生300円  幼児無料

■開館時間 9:00~17:00 (入場は16:30迄)